【挨拶力】はライフスキルの出発点

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【挨拶力】はライフスキルの出発点
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挨拶はライフスキルの基本
挨拶はライフスキルを育む基本です。新入社員の方が、真っ先に身につけるスキルも挨拶です。
新入社員に限らず、挨拶ができない、しない人が多い傾向にあるのはどうしてでしょうか?
挨拶の言葉はとっても素敵なのに、挨拶をしないのは、もったいないとしか言いようがありません。
人が健康で幸福な人生を送るために必要なライフスキルを身につける重要な場である学校では、先生が教室に入ってきて、場が落ち着いてから代表者が「礼」と号令をかけます。そこで一斉に立ち上がって、挨拶をします。

挨拶とは儀式であると感覚的に覚えてしまった人が増えているのかも知れません。
どうせ決まり文句、言っても言わなくても同じと思っているかも知れません。
挨拶するのが、恥ずかしい、照れくさいということもあるかも知れません。
;新入社員の方が、真っ先に身につけることは挨拶ですから、社会経験が豊富な人はライフスキルを再点検するつもりで、挨拶の達人になるつもりで努力しましょう。
「挨拶」は、人間の基本だからです。
なぜ挨拶は、なぜライフスキルの基本であり、人間の基本なのでしょうか。挨拶とは、相手を思い、自分を思う思いやりの気持ちそのものです。
挨拶の言葉には、いくつもの思いがこめられています。
「おはようございます」には、私は元気です。あなたはどうですか?私は今日も頑張ります。あなたもがんばってください。
「いらっしやいませ」には。よくお越しいただきました。
当店を選んでいただきありがとうございます。わざわざお時間をさいていただきありがとうございます。というような意味があります。;ですから、相手が誰であっても、自分から近づいて挨拶しましょう。
相手が先輩、上司、お客様なら当り前、後輩にも自分からしましょう。
挨拶は楽しいものです。自分の良心と良識、人として自由であることを表現しているのと同じです。挨拶を通じて 自分は自由だということを表現するわけですから、愉しくないわけがないのです。
愉しいことを陰気な感じでしていると、自分でも自分の感情がなんだか分からなくなってきます。
挨拶が愉しいものと思えないという人は、すでに身についているライフスキルを自分から追い出しているようなものなのです。
元気に明るく、笑顔で、相手の目を見て心で伝えるようにします。思いやりをこめて挨拶しましょう。自然に親しみとやさしさが伝わります。
あたたかい気持ちを投げかけたら 、やっぱりお返しにあたたかい気持ちが返ってきます。


歩いているときに、出会ったら、立ち止まって挨拶をします。
「おはようございます」の最後の「す」を言い終わってから、お辞儀するようにしましょう。
お辞儀は身体で表現する挨拶です。

お辞儀には、腰を折る角度が15 度の「会釈」、30 度くらいの敬礼、45 度の最敬礼3種類があります。
同僚には会釈、頻繁に接する上司には会釈、多少あらたまった場合には敬礼です。;最敬礼でも悪くはありませんが、社内の場合は「身内」ですから深々としないのが普通です。家族とはいかないにしても、家族間で最敬礼は変でしょう。
お客さまの出迎えやお見送り、訪問した場合は、最敬礼です。
気をつけて、今日も元気で、皆さんによろしく、言葉にできないメッセージを挨拶のひとことに込めて、挨拶をしていると、挨拶するほどに、あなたの心の泉に愛がたまっていきます。
出かけるときの「行ってきます」にも意味があります。
私は外でする仕事あるので出かけます。出先での仕事に頑張ります。留守をよろしくお願いします。私に用件が入ったら応対してください。といった意味が込められています。

「いってらっしゃい」には、気をつけて行ってきてください。あなたの留守中、私たちは頑張ります。あなたに用件が他から入ったら応対しておきます。といった意味が込められています。

気をつけて、今日も元気で、皆さんによろしく、言葉にできないメッセージを挨拶のひとことに込めて、挨拶をしていると、挨拶するほどに、あなたの心の泉に優しい気持ちがたまっていきます。それがホスピタリティにつながります。
それはあなたが、ライフスキルを育て、どんどん自由になっていくことなのです。心をこめた挨拶をするたびに、自立が進むことなのです。

目は心の窓、挨拶の言葉と態度は心の太陽

世界には6100からの言語があります。
言葉は違っても、 世界中で一番美しい言葉 「ありがとう」です。
言葉が違っても美しいのは、感謝する心が美しいのは世界共通だからです。世界中の人々は美しくなるためにお金も時間も使っています。先進国であるほどそうです。だから美しい言葉 「ありがとう」を使わないのは矛盾しています。どんどん気持ちを込めて使わないと、損をします。
「ありがとう」を使う習慣を持った人は美しく見えます。使い方によって、さらに美しくも、カッコよくも見えます。気持ちが伝わりやすい「ありがとうございます」は、気持ちが伝わりやすいだけに、繊細なので、取り扱いに注意が必要です。
現在形の「ありがとうございます」と過去形の「ありがとうございました」は同じでしょうか?過去形で言ってしまうと、相手に「もう用件は終わった。後は勝手に。」と聞こえる場合があります。せっかくの美しい心が歪んで聞こえてしまうことがあります。これでは寂しいですね。使い方に気をつけてください。英語のTHANK YOUに過去形はありませんよね。感謝の心はいつも「ありがとうございます」で伝えるのがいいのです。;過去のことでも、いまの気持ちで感謝を伝える方が、うれしく響きます。

「いま私は感謝しています」の意味で、「ありがとうございます」を気持ちをこめて、どんどん使うと身体が元気になります。あなたも美しく見えますし、相手の方も美しく見えますよね。高価なファションに身を包まなくても、自分の気持ちを言葉にすれば、より美しく見えるのです。
すてきなあなたの「ありがとうございます」は、あなたにとっても似合っています。
挨拶も、ありがとうも、相手の目を見て心で伝えるようにします。目は心の窓です。挨拶の言葉と態度は心の太陽です。目を見ないで挨拶する、ありがとうございますと言っても、心は届きません。言葉は相手の意識に届きますが、まなざしは相手の心に届きます。挨拶は率直、誠実、対等、自己責任・・・アサーティブの4本柱を育て、ライフスキルを育みます。


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