【外見力】は外見を越えてライフスキルを伝える

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【外見力】は外見を越えてライフスキルを伝える
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ライフスキルが身についていると、偏った価値観に引きずられずに、適切は判断が行えるのが特長的です。
そのいひとつが、外見に対する価値観です。外見はライフスキルのコミュニケーション・スキルとして大事な役割をします。


相手に自分を信頼していただけるのと、信頼していただけないのでは、ビジネスをはじめ暮らしに大きな差が生じます。
「人は外見ではない、中身だと言います」それは事実です。
だからこそ、外見が重要になります。

外見は何より真っ先に外見は相手の方の目に入ります。とくに初対面の人については、その人を知る情報は外見しかないので、外見は非常に重要な分析のポイントになります。目から脳にあなたの外見から来る印象が刷り込まれます。この事実が、外見を整えるうえでの大前提となります。

しかも初対面で受けた第一印象は、容易に変えることはできません。最初に良い印象を持ってもらえなければ、その評価を変えることは容易ではありません。話してみたら、安心できる人だと分かったといいますが、時すでに遅しです。相手の方は第一印象と一緒に話を聞いているのです。つまり固定観念を持って聞いているのです。

身だしなみが悪いと人間の中身まで大したことがないと思われてしまい、話の内容まで、大したことではないと思われながら、聞かれてしまいます。
安心できる人が信頼できる人とはいう意味ではないのです。仮に信頼されたとしても、信頼は当たり前のことであって、相手が求めていることが相手に届かないと仕事にならない場合が多いのです。

また、外見の印象が芳しくない人に対して、その言動をことごとく不愉快に感じてしまうことも少なくありません。外見に無頓着であるために、自分の評価を必要以上に下げてしまうことは想像以上に多いのです。


どうして外見がそれほど問題になるのでしょうか?
身だしなみの大切さは、なにより相手に安心感を与えることにあります。相手に不安を与えない配慮です、

外見には、その人の性質、価値観が表れているのです。だからこそ中身を磨くことが外見力につながっています。中身と外見は表裏一体なのです。

高級なものを着て、高級ブランドの物を持ち、自分を飾り立てる必要はありません。それなりの年齢を重ねていない、年端もいかない者が身なりだけを高級にしたところで、相手に「背伸びしているな」という印象を与え、逆効果になってしまいます。

特に最近のファッションは、くずれた着こなしがおしゃれとするような面もあります。くずすということは不良性の表現です。それがカッコいいという風潮は分かりますが、仕事の場ではバッドセンス、バッドティストです。
バッドティストというのは、プラスチックに金の塗装したようなアクセサリーや雑貨です。しかるべき場所に置いたら他の本物全部が偽物に見えてしまうような雰囲気を持ったもののことです。これはおしゃれでありません。外見に見栄を張る必要はありません。

先に説明したように、身だしなみがいいとは、安心感につきます。身だしなみからくる安心感 は信頼に直結していて、相手に不要な心配をさせまいとする思いやり、配慮が高く評価されるのです。外見は、外見の問題を越えてライフスキルが与える人間力を伝えます。

その中心になっているのが清潔感です。清潔感は身だしなみの基本です。つまり中身の基本なのです。
大切なのは 、頭髪、ひげ、鼻毛、フケ、爪、清潔で損傷のない服装、ネクタイ、靴、匂い。女性はさらに化粧の仕方、アクセサリー類、ヘアスタイルに気をつけます。外見力をつけるには飾りや顔の造作でなく、笑顔で人と接する力を身につけることの方が大切なのです。

仏項面をしていたり、表情がないと容貌も色槌せます。
とりわけ重要なのが笑顔です。
笑顔を「おべんちゃら」と解釈をする人がいますが、それは自己中心的なひねくれた発想です。表情のいい人は、精神状態もいい証拠です。精神状態がいいと相手は安心します。だからこそ人は、笑顔のあるいい表情に好感を持つのです。

また、ユニフォームを不潔に着ている人がいます。これも相手への配慮を欠いた態度です。本人の習慣として周囲も甘く受けとめてルーズにしている場合がありますが、チームワークで仕事をしていることを忘れないでください。
悪気はないといっても、ひとりの習慣が、スタッフ全員の印象としてお客さまに映っているのです。自分の役割をコツコツと果たしている人の脚を引っ張っていることを忘れないでください。ひとりひとりのがんばりをチームワークで後押し、少しでも楽にしてあげられるようにしてあげたいものです。

人と会うことが多い仕事の場合は、相手目線で考えるようにしましょう。とりわけ身だしなみは、相手の方がよりよいコミュニケーションができるようにするために重要です。あなたもそうであるように、人は不安に弱い生き物です。だからこそ安心させてあげることはとっても大切なのです。

「人は外見でなく中身だ」という意味が分かっていただけたでしょうか?
身についているライフスキル、専門スキルを生かすも殺すも、外見の影響を忘れないようにしたいものです。


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