ライフスキル 意欲の確認

じぶんぢから再生プロジェクト ゲンキポリタン
株式会社マートワン
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【66】ライフスキル 意欲の確認
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目標達成の手順を進んで、計画が具体的になったら自分の意欲を確かめます。

もう一度取り組むメリットを見直し、自分がなにを得て何を失うのか確認するようにします。そのとき、メリットにライフスキルも必ず入れておいてください。
限られた24時間を目標達成に使うのですから、時間、お金、友人との時間など失うことに抵抗を感じると思います。
生涯を見据えて、一時的に失うものと未来の自分を見比べて決断しましょう。
友人との時間を失う点についてはとまどいもあるでしょうが、ライフスキルを適切に身につけたひとになら通じることですので、相手にはっきり伝えておくことで、理解と応援を得られます。

「自分は○○年○○月○○日までに目標を達成したいので、それまで、これまでのように遊べないけど、見守っていてね」と伝えましょう。
もっといいのは、「目標達成の船出パーティー(?)」をカードなど使いビジュアルで自分と友人に伝えて渡すことです。

「目標を達成してあなたとここでこんな食事をしたい」
「目標を達成してあなたとここへこんな旅行をしたい」
というように、具体的なイメージを共有するのがおすすめです。
自分を追い込む狙いもありますが、それ以上に大切なことがあります。

計画を友人に渡しておいて、進捗状況を重視してもらい感想をもらうようにします。
目標によっては、具体的なことは判らないかも知れませんが、あなたが話す身ぶり、表情、仕草からコメントしてもらえるはず。
時には厳しいコメントになるかも知れませんが、段階ごとの目標を達成することで、励ましになるように自分でコントロールしていきましょう。

つきあってもらうのも大変ですが、それにふさわしい友人、先輩、もちろん家族もOK。あるいは後輩でもいい。
健全に生きる力であるライフスキルを身につけたひとは年齢、経歴、仕事などの関係なく素晴らしいメッセージとともに励ましてくれます。
後輩でも「自分よりしっかりしているなあ」と思う人がいるなら、思い切って宣言してしまいましょう。

こんな人とともだちになりたいと思っている人、この人にほめてほしいと思う人を選んで引き受けてもらうのが、刺激になり発奮する動機になるので、選ぶ上では一番いいはず。
「日頃、あなたはすごいなって思っているの、あなたを観ていると、わたしも負けずにやりたいと勇気をもらっているのよ。だからサポーターになってくれない。」

 ライフスキルを身につけた人なら、喜んでくれるはずですが、それぞれ事情もあるので、それで引き受けてもらえなくてもガッカリしないでください。
こういうことは得手不得手がありますので、深く詮索したり考えたりしないほうが賢明です。
 先に説明したように、人生は自分の選択と行動、自分の受けとめ方次第です。
そういう場合は、引き受けてもらえなくてよかったと思うのが正解です。
逆に、適切にライフスキルを身につけていて、こういうことが好きな人なら親身になった適切なアドバイスや応援をくれます。
但し、なくて七癖といいます。熱心さのあまり自分流の考えを押し付けてくることもあります。
それもご愛嬌と割り切れるならいいのですが、迷惑ということも起こりますので、人選には注意しましょう。

達成したい、達成するぞ!の中間に立ったら、自分にコミットメント(不退転の決意)の時です。
これまでと違う結果、これまでにない結果を出すとは、これまでのやり方を変えることです。
やり方を変えるとは、行動を変える、作業を変える、動作を変えることです。
それは習慣を変える作業をいいます。習慣を変えるからライフスキルも身につきます。
目標達成ができない習慣で暮らしていることはふさわしいライフスキルが身についていないからです。
無意識に行っている習慣を変えるのですから、当然ながら意識しないとできません。
「うっかりしていた」という場面が生じて頻繁に葛藤することになりますが、「変われないな」と落ち込まず、自分を責めずに、きっと変われる」といいきかせて、取り組みましょう。

意識が弱いと変化が起こる頻度も少ないので、まずます遅々として進みませんが、それが嫌気を誘います。
ストレスの扱いに慣れていない人、目標を立てて達成する経験が乏しい人は、過去の経験から自分にはできないと思いがちです。
何度も言いますが、それも普通で、ただライフスキルが不足しているからです。
普通というのは、ライフスキルを身につけようと意識して暮らしていなければ、不足があってもおかしくないという意味で普通です。誰でも意識しないことはできなくて普通なのです。

こういったストレスに必ず直面することを計画に組み込んでおきましょう。
行動予定だけでなく、自分の気持ちの変化を組み込んだ計画は、挫折感を乗り越えるエネルギーになり、とても役に立ちます。


・ 目標を達成するために、行動(習慣)を変えられる気がする
・ 目標を達成したい理由が分かっている

という実感が強く感じるようになったら、準備が整ったというニュース(新しいこと)です。

STEP.4 実行の段階「よし、達成するぞ」・・・意欲をもって行う誓いは新しいあなたの産声です。
生まれたばかりのあなたを抱きしめてあげるのは、あなたです。
目標達成のステップと併せて、ライフスキルを育んでいきます。

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ブログ 愛ピDIRECT「ライフスキルで自分を動かす」は、ひとが健全に生きて行くために世界保健機構が定めた「ライフスキル」をじぶん力として身につけることで、モチベーションを高めて、自己実現することをサポートしています。

ライフスキルは、生きる力であり、技術です。いくらでも後から補えるのがライフスキルの特長です。

ライフスキルで自分を動かす」は、ライフスキルの不足を補いバランスを調整するために、体験プログラム「マイプロジェクト」で仕事、学業、人生の大事な場面などの機会を通して身につけることをサポートしています。

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