【マナー力】はライフスキルのストレス対処スキル

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【マナー力】はライフスキルのストレス対処スキル
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【マナー力】

マナーはコミュニケーション・スキルです。ライフスキルでいうストレス対処スキルです。相手のストレスにならないように配慮することで、よりよいコミュニケーションを創造していきます。

私たちが暮らす社会にはいくつものコミュニティがあります。つまり共同体です。私たちはみんな共同体に属しています。

日本に暮らす人は日本という共同体に、アメリカに暮らす人はアメリカという共同体に属しています。さらに都道府県、家族、会社・・・・というようにいくつもの共同体に属しています。共同体に は、さまざまな人々が生きています。みんなが好き勝手に行動したら、社会の秩序が乱れて混乱します。みんなが気持ちよく暮らせるように設けられているのがルールです。ライフスキルが問われます。

そこで、小さな共同体は、属している共同体のルールを守るようにしています。たとえば福井で暮らす家族は、家族のルールがあるでしょうが、福井県のルールを優先しています。福井県民は日本国民のルールを優先します。これはみんなが安全に気持ちよく暮らせるために考えた生活の智慧なのです。

たとえば、交通。「車は左・人は右側通行」は日本のルールです。アメリカでは逆です。「信号が赤になったら止まれ、青になったら進め」「横断歩道は歩行者優先」は日本国中同じ、アメリカでも同じ。こういったルールがない、あるいは守らないとしたら、道路は右往左往する人と車で溢れ危険がいっぱいです。だから、一つの共同体に共存する人々が安全、快適に暮らしていくためには、ルールは絶対に必要だし、守らなければならないのです。

マナーとは何でしょう。
ルールは多くが法律や就業規則、契約書の類いで明文化されています。ルールを守らなければ、罰則や制裁があります。
一方、マナーは文化、時代、宗教などの価値観の影響を受けていて、不文律です。罰則も制裁もなく、特別な決まりも罰則もありません。

マナーは「社会や他人に迷惑をかけないよう自律的に行動する」のが基本精神です。自律的にとは、自分が自分の感情や欲求をコントロールして自主的に行動することです。マナーはライフスキルの応用で、相手を尊ぶ配慮です。

だからマナーは守らなくても罰則はありませんが、それだけに人間の品性に関わる問題です。
たとえば、目の前に財布が落ちています。誰も見ていないので、自分のものにしても分かりません。しかし、誰かが見ていても、見ていなくても、自分のポリシーとして、自分のものにすることはできない。きっと困っているだろうと、交番に届けたり、本人に連絡したりする。マナーはそれとよく似ています。だからこそマナーのいい人は信用されます。身につけたライフスキルからの贈り物です。

ルールは守って当たり前です。
ルールさえ守っていたら、「誰にも迷惑をかけなければ、何をやってもいい」と考えるのは間違いです。
「くちゃくちゃ音をたてて食べてはいけません」「お箸は正しく持ちなさい」「残さずきれいに食べなさい」など、さまざまなマナーがありますが、どれもルールではありません。

でも、周囲の人に不快感を与えるし、食材をつくってくれた人や料理してくれた人に対して失礼だから、マナー違反なのです。
食事のマナーはどこの国に行っても問題になります。誰でも食事は日常の楽しみだから大事にしたいのです。自分が楽しみたいように、他の人も楽しみたい。だから不文律だけど、相手の気持ちを思いやり、迷惑をかけないようにします。

しかし、人に不快や苦痛を与えないよう注意するだけではマナーがいいとは言えません。それでは、非常に消極的で、身につけていて当たり前の能力でしかありません。
「マナー力」というからには、もっとアサーティブでポジティブな力でありたい。
迷惑や不快のレベルを超えて、安心で心地よいレベルでありたい。 つまり「ホスピタリティ」です。
ホスピタリティ(hospitality)は、ホスピタル(病院)に通じています。お互いを思いやり、手厚くもてなすこと、くつろぎ、癒し・・・・つまり安心がホスピタリティのコアです。

人と人の間には境界があります。境界を無断で越えないのがマナーです、
たとえば食事しているときに、相手が大事にしたい空間があります。くちゃくちゃ音をたてるのは相手への領海の無断侵犯です。
しかし時と場合、困っているときにはには境界を越えることも必要です。 さりげなく恩着せがましくなく、相手の負担にならないように境界を越えて、速やかに去る。領海侵犯でなくそっと手助けする。境界の扱い方が全然違います。これがマナー力だと思います

GIVE&TAKE でなく、GIVE&GIVE、お返しを求めないのもひとつですが、それは相手の負担になる場合も少なくありません。
たとえば 電車に座席に座っていたら、お年寄りが乗ってこられました。席を譲る。マナーとしては当然です。しかし譲られた方の気持ちはどうでしょう。当たり前だと思う人もいれば、悪い事をしたと思う方もいます。居心地の悪さが残ります。
、席を譲った後に、その方の視線の外の移動してあげると、相手は席を譲ってもらった負い目を感じることなく、安心の空気が残ります。マナー力とは親切を越えた凛としたやさしさなのです。
贈り物をしたときに、「つまらないものですが・・・」とよく使います。この言葉は、相手の負担を軽減するためのものか、自分を謙遜するためのものか、言葉は同じでも、使う人の心のありようで、意味が変わってしまいます。マナー力が発揮される場面です。

ストレスの大半は不安から始まっています。
マナー力とは、アサーティブに安心に配慮し、ストレスフリーな関係を自主的に構築する力です。.

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