ライフスキル強化の10ヵ条

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ライフスキル強化の10ヵ条
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ライフスキルを強化するには、どうすればいいのでしょうか?
ライフスキルはアサーティブなどとは違い、「はい、これがライフスキルです。」と差し出せるものでもないし、身体のように重量た身長、あるいは体脂肪のように測定できることもない。筋肉のように見えない。抽象的すぎて分かりません。


まずライフスキル強化の10ヵ条に注目していただきたい。

・感情的な行動をしない
・スイッチチェンジできるようになる
・GIVE&GIVEを心がける
・小さな成功体験を重ねる
・危機管理をイメージし、必要な手を打つ習慣を身につける
・アサーティブな考えを持ち実行する
・上手なストレス処理ができるようになる
・時間を意識する
・読書などで得る知識を実際の行動で体験に変換して確認する
・アサーティブを心がけアサーションを実現する  各々内容は後述します。


感情と時間をマネジメントするのが目標達成プロセスの基本です。感情と時間のコントロールを最善にするために「ライフスキル強化の10か条」を理解し、行動出来るようにして、「ライフスキル強化の10か条」を感情と時間という2大テーマに落とし込みます。 
それでなにがどうか変わるか。「ライフスキル強化の10か条」は根性論ではなく。ライフスキルというようにスキル、つまり技術そのもの。根性は気分なので、同じことを再現しようとしてもできない。しかし技術はなんども繰り返し使えるし、使うほど技術は高まり、難なく使えるようになる。


ゴールデンルールも同じです。

● 自分と周囲の人を尊重し励ます
● プロセスに注目する
● 決めたことは責任をとる
● できるまでやる
● いまこの瞬間に集中する
● 理想と現実の差をうめる目標を選ぶ
● 感情的な行動をしない 

                          
私が提唱するゴールデンルールというのも、一見根性論に思えるかも知れないけれど、実はそうではありません。ゴールデンルールはスキルとにて身につけようとしています。つまりスキルです。たとえば「 できるまでやる」というのは歯を食いしばって頑張るというイメージかも知れないけれど、それでは長続きしないのは自明の理です。
「できるまでやる」を実践しようとしたら。実際は技術の積み重ねです。ただその技術を前面に出していないだけで、やろうとするひとは技術の追求をしなかればならない。


では、なぜそのことを前面に出さないかと言えばアサーティブ・トレーニングとして扱っているからです。マニュアル的にこういうようにやりなさいと言うと、その段階でアサーティブになりません。アサーティブは、自律性、自主性を尊重することが基本だからです。


ライフスキル
・何度も繰り返して使うことでどんどん良くなる
・だから間違った「フォーム」(やり方)は早期に修正する


そういう代物ですが、実際にみんなどうしているかというと


・気にしていないので
ライフスキルを強化しようと考えていない人が多い
・身についた悪い「フォーム」(やり方)を「癖」「性格」「人間性」として扱っているため修正が捗らない。


ライフスキルの集合体が人間性になっていることは事実ですが、それは事実と認識しているだけのことで、それは事実でないと認識すれば事実ではありません。人間性と呼んでいるものは単なる技術の集合体にすぎないと認識すればそういうもので、ここでは単なる技術の集合体と認識する。そしてバラバラにしてひとつずつカイゼンしていくことで、強化します。

・何度も繰り返して使うことでどんどん良くなるようにする
・だから間違った「フォーム」(やり方)は早期に修正するようにする

そうすると間違いなく効果が出ます。そうですよね。当たり前だと分かります。すると行動習慣として変化が表れるようになります。継続すればますます効果が出ます。
その変化を、具体的な目標を媒体にして感情と時間に落とし込む。つまり目標=ゴールに到達するためのプロセスに落とし込むことで、感情と時間をコントロールできるようにします。
逆のいい方をすれば、プロセスがなければ、感情と時間をコントロールできません。プロセスを得ようとしたら目標が必要です。
料理にたとえたら、食卓に出すという目標がなければ、料理するプロセスがない。プロセスがなければ料理する気持ちも技術も磨けません。
つまり、食べさせているのか。食べていただいているのか、前提となる心構えが違うわけです。茶道なんかも同じです。心構えが違うというのは生き様。つまりTHE WAY が違うということで、この段階で進化するひとと進化しないひとに分類されます。


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