アサーティブ

じぶんぢから再生プロジェクト ゲンキポリタン
株式会社マートワン

そもそもコミュニケーションは何のためにするのか。

ひとつは自分を認識するためです。
それには境界が必要です。
ひとは自分と違う他者がいて自分が認識できます。
もし全員が同じ顔、同じ考え、同じ行動をするなら、自分を認識することは不可能です。考えただけでも怖いですね。


もうひとつは、ひとはひとりで生きていけないからです。
誰かとつながりたいからです。
日常の意識としては、前者よりこちらが実感として触れやすいはずです。


ところが、温かさを求めてつながりたいコミュニケーションで、ひとは傷つきます。
コミュニケーションのまずさが原因です。




電話一本で、平気で休みをとる人がいる一方で、その穴埋めに、多忙を極めながら時間外労働を引き受ける人がいます。
有給休暇を取る人、取らない人。
同じ職場の同じ規律で働いて、どうしてそんなことになるのでしょうか?
単純に人手不足のせいでしょうか?
あるいは業績が芳しくないからでしょうか?
ただなんとなく?
どうしてそんなことになっているのでしょうか?
生産性があがるような方法を教育もせず、訓練もせず、実行しないで、ただ我慢をしている人たちがいます。
それってへんでしょう?
そのへんなことをどうして続けているのか?
我慢して、我慢して、結局、お互い不幸なだけではないでしょうか?



誰にとっても人生の主人公は自分のはず。
一番大事なのは自分ですよね。
だから同じように周りの人も自分が大事なのです。
見知らぬだれかにとって、あなたはその他大勢であっても、本当は誰だってその他大勢で片付けられる存在ではない。
人間関係の問題は、周りの人との関係で起こるから、両者が傷つかないようにしたい。
それがWIN-WIN、つまり両方とも勝者というわけです。


人間関係は平等なものだと考え受け入れ、周りの人も、自分同様に受け入れることができると、自分の感情を率直に表現し、他者の感情も自然な形で受け入れ、互いの権利を侵害することなしに、自分の権利を行使できるようになれたら気持ちいいですね。
どうすればそんなふうにできるのか、その基本になるのがライフスキルに影響力のある積極的自己表現、つまりアサーション(assertion)アサーティブ(assertive)アサーティブネス(assertiveness)です。

これらは自己を受け入れて、自分を尊重することです。
同時に他者(ひと)を受け入れて、尊重することです。



アサーション(assertion)は、
自己主張ですが、誤解を招くことのないようにするために、
自分を率直に表現すると解釈をしたほうがいいしょう。
●アサーティブ(assertive)は、アサーション(assertion)の形容詞です。
●アサーティブネス(assertiveness)は、自分を率直に表現しあう「関係」です。



アサーティブを理解するには先に触れた歴史を振り返るのが早道かも知れません。





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